ビギナー必見!リールオイルの注し方

2022年6月8日

こんにちは、のりです。

みなさん、使用したリールを洗ったあと、メンテナンスもやってますか?
毎回でなくともリールを水洗いした後はリールオイルを注し、少しでもリールの寿命を延ばしましょう。

世の中にはリール用のグリス(注 ドラグ用のグリスではないですよ!)も存在していますが、わたし自身は小まめにオイルを注すだけでも十分だと思っています。
現に愛用のリールたちも4~5年経っても未だ現役です。

実のところ、リースのグリスアップができるほど個人スキルが高くないというのはナイショです😜
(何度かはトライしましたよ?)

ということで(?)、今回はわたしが実践しているスピニングリールへのオイルの注し方を紹介します。
リールオイルを注したいけど結局どうすればいいのよ?という方々、是非参考にしてください。

準備するもの

・リールオイル
・オイルが付着しても構わない新聞紙、チラシ、裏紙など

Shimanoのリールオイルスプレーを愛用中
リールメーカー拘らずこれ一本です(←あくまで自己責任で)

オイルの注し方は2種類

オイルの注し方は2種類あります。
単純にボタンを押して霧状に噴き付けるパターンと、液滴を染み込ませるパターンです。

一度スプレーを噴くと、まもなくノズル先端に液滴が出来ます

リールオイルの注油口が設けられている場合は噴き付けパターンで、それ以外の箇所には液滴パターンを使用します。

正直なところ、すべて噴き付けパターンでやってしまっても良いとは思いますが、あちこちに飛び散ってしまっていちいち拭き取るのが面倒なので、個人的にはあまり乱用していません。(やってもネジ周りくらい?)

なので、ネジ周りに噴霧→できた液滴でメインシャフト→また別のネジ周りに噴霧→できた液滴でラインローラー・・・という順序で注油すると比較的効率が良いですね。

液滴パターンで注油する箇所

ここから液滴パターンで注油する箇所を紹介します。
上述の通り、都度都度噴霧して液滴を生成し注すことになるので、空噴きするために新聞紙等を用意しましょう。わたし自身は、程よい大きさの箱に新聞紙を貼って、空噴き用の箱を作って使用しています。

メインシャフト

ドラグノブを反時計回りに回し、スプールを外しましょう。
露出したシャフトの根元に液滴を1~2滴注します。
その際、ハンドルを回して、リールシャフトがMAXに露出したところで止めてから注しましょう。
その後、ゆっくりハンドルを回してシャフトを上下させ、全体に馴染ませます。

リールシャフトに液滴

ハンドルの根元

ハンドルの根元にも注しましょう。

こちらも注した後にハンドルノブを回して馴染ませます。

ハンドルの根元にもシュッ

ネジの部分

各種ネジの部分にも注しましょう。

各種ネジの部分にもシュッ

ラインローラー

ラインローラーにも注しましょう。

ラインローラーはリールのパーツの中でも非常に重要な部分のひとつです。
ラインの搬送に支障が出ないよう数回注油しましょう。

ラインローラーに液滴

その他

その他、音や回転の重さなど、リーリング中に気になったところを、オイルを注しても良い場所かどうかを確認してから、注油しましょう。

オイルを注す頻度

次に頻度について。
冒頭にもお話した通り、毎回はやってません。

釣行の頻度によりますが、釣行4~5回毎に一度オイルを注しています。
また、1か月以上期間が空きそうなときにも注してます。

注意点

リールの説明書にはしっかり記載されていますが、ダイワのマグシールドと呼ばれる防水技術が搭載されている箇所はリールオイルは厳禁です。

ハイエンドクラスのリールであればラインローラー部にもマグシールドが搭載されているモデルもあるので、注油前にどの分がオイル厳禁か、説明書をじっくり読んでから注油しましょう。

本記事の写真に掲載したリールはダイワの18フリームスで、ローター部分(メインシャフトの下方に位置している)にマグシールドが搭載されています。

そういったリールのメインシャフトに注油すべきかどうか、ネット上でも議論がされていますが、個人的には注油はしています。
(メインシャフトに注油しても、厳密にはマグシールドには干渉しないという理屈を信じて)

いずれにしてもマグシールド自体は永久的な機能ではなく、使い続けているうちにマグシールド機能はなくなるでしょう。

マグシールド機能がなくなった途端に使えなくなるかと言われれば決してそうではなく、防水性能が落ちるというだけなので、対処としてはリールオイルで頻繁にメンテナンスする、というだけです。
(結局、この記事のようなメンテナンスをすることになります)

最終的には”個人の判断で自己責任で”の世界なので、みなさんのご判断の参考になればと思います。(やるも判断やらぬも判断)

まとめ

今回はリールオイルの注し方について紹介しました。
みなさんのお気に入りのリールを少しでも長く使い続けられる一助になれば幸いです。

それではまた次回✋