漁港で釣りをするときの心構え・準備 その3

一大事になる前に!

こんにちは。のりです。

みなさんは釣りに出かけるときにどんな準備をしていますか?
また、実釣中はどんなことに気をつけていますか?

昨今の釣りブームでアングラーの裾野が広がり、盛り上がりを見せている一方で、安全面環境面で気になる点がチラホラと目につく機会が増えているのを実感しています。

ベテランアングラーのみなさんにとっては当たり前なことも、ビギナーアングラーのみなさんにとっては当たり前ではないこともあるのだろうという思いもあります。

自分自身も完璧とは思ってはいません。
が、ここでは、アングラーのみなさんがより安全に、よりキレイに、気持ち良く釣りができることを願いながら、自分なりの考え方を何回かに分けて書き連ねます。

今回は、場所を借りて釣りをしているということを忘れてはならないという点についてお話します。

釣り場はキレイに使おう

漁港で釣りをするときの心構え・準備その2で、極力海を汚さないという点についてお話しましたが、海に限らず陸も同様です。
アングラーのマナーの悪さから実際に漁港が釣り禁止になったという話も聞きます。
ゴミだけの話ではないでしょうけれども、ここではゴミに特化した内容でお話します。

とにかくアングラー側で悪目立ちするとすぐにそうなってしまう可能性がありますよ、ということなんでしょうね。アングラーのみなさん、ひとりひとり気をつけましょう。

(大前提)自身で出したゴミはすべて持ち帰る

ここも漁港で釣りをするときの心構え・準備その2でお話しましたが、 大前提として、糸クズ、仕掛けやワーム類の容器や袋、使えなくなった仕掛けやワーム類、飲食物の容器や袋などなど、自責のゴミはすべて責任を持って適切に捨てましょう。

ゴミ袋かそれに相当するものを準備し、持ち歩くのが良いですね。
(すぐ近くにゴミを捨てるところがないからその辺に捨てるという選択肢が浮上してしまうわけで)

釣った魚は放置しない!

この回で一番伝えたいのはココです。
釣られた毒魚が岸壁に干からびて落ちているのを頻繁に見かけます。
持って帰るつもりがない魚を釣った場合、写真撮影やサイズ測定するなら速やかに行い、その後はすぐに海に帰しましょう。

毒魚だろうと何だろうとひとつの命です。必死で生きている彼らの命をむやみに奪ってはいけませんし、長時間陸に上げておいてダメージを蓄積させるのも良くありません。

特にヒレやトゲ、体表に毒を持つ魚は、その辺に放っておくと、別の人が間違って触れてしまう恐れもあります。(お子様アングラーも増えてきましたからね、要注意です)

釣った魚は放置してはいけません!

コマセのカスは干からびる前に対処する

これもまたここ最近目立ってきていますね。アングラーが増えた証拠でしょうか。

我々ルアーマンは基本使いませんが、コマセの類のカスが岸壁に残っているのも気になりますね。
(見つけたときには干からびているので、もともとどの種類のコマセだったのか判別できませんが、ピンク色?オレンジ色?のカスです)

使い方からしても、全くこぼさないというのは困難でしょうから、こぼしてもすぐに回収して、地面にこびりつく前に対処するのが結局はお手軽な対処だと思います。

そうでなければ、こびりついたカスを海水で濡らしてデッキブラシでゴシゴシ洗う、という手段もあるにはありますが、さすがに手間ですよね。

だったらそうなる前に対処しましょう、というお話です。

忘れ物に注意

これも極稀ですが、釣具類の忘れ物(なのか、破損したか何かで意図的においていったのか?)も見かけることがあります。

どんな経緯でそこにあるのか分からないので、基本的には触りたくないですね。
そうなると、結果放置され、普段その漁港を使用している漁師さんや漁協さんに迷惑がかかります。

人間なので忘れ物はあるでしょう。ただ、忘れたことに気づく術はあります。
片付けが終わってさぁ帰るぞ、となったら、最後にもう一度周囲や車の下などを見渡して忘れ物がないかチェックしましょう。

特に夜は視界も狭く、日中では考えられない忘れ物をする可能性がありますので要注意です。
釣具類に色を選ぶ機会があるなら、黒や紺などの暗い色よりは、夜でも比較的視認しやすい黄色や白などの明るめの色をおすすめします。

まとめ

以上、自分なりに思う、釣りをするときの心構えをお伝えしました。
他のアングラーにも、海にも、漁港にも、漁港を管理されている方々にも迷惑をかけることなく、末永く漁港での釣りが続けられるように常々心掛けていきましょう。

それではまた次回🖐️